1967年(現在41才)、九州 福岡生まれ、
福大商学部商学科卒、 妻と3才娘の3人家族。

大学時に宅地建物主任資格取得・古物商免許取得

福岡にて様々なビジネスを経験後、
1996年東京上京。

1997年5月、東京狛江市で
「手に職」ビジネスの初歩と言われている
ハウスクリーニングで起業。

ハウスクリーニングをきっかけとして
クロスリメイク、塗装、リフォーム、遺品整理片付業など
様々な「手に職」ビジネスを行うようになりました。
 

1999年5月、
「手に職」仕事を独立開業支援・サポートする
全国ホームサービス協会を設立。

1999年から現在まで824人の方に、
「手に職」ビジネスをご指導してきました。

  

1996年の29才に職を失い、
これからどうするか、真剣に悩みました。

「どこか会社に就職する?」
しかし不況で、なかなか自分が希望する就職先は見つかりません。

だったら「自分の可能性を信じ、独立起業しかない!」
そう決心したのです。

しかし、いったい何をやればいいか、それが問題でした。

今は、情報源といえばインターネットかもしれません。

しかし、その当時、情報源といえば本屋。
本屋で、さまざまな独立起業雑誌や本を見て、
何かよい情報はないか探しました。

でも、どの独立起業も、
フランチャイズに加盟して、資本金・教材費・研修費など
フランチャイズ本部に支払うお金が数百万円、

独立起業後もフランチャイズ本部に月々支払うロイヤリティーや
諸経費が数十万円から数百万円、相当なリスクを背負わないと
できないビジネスばかり。 この“現実”に私は失望しました。
 

 
私は、本当にお金がありませんでした。

はずかしい話ですが、
格好なんてつけてもしかたないので正直な話しをすると、

その当時、
私は築40年のボロアパート、6畳1間の部屋に住んでいました。

しかも、
私の貯金通帳残高は既に10万円を切っていたのです。

周りの人に「これから独立起業しようと思っている。」
なんてとても言える状況ではありませんでした。

私が唯一持っていた財産が、
査定価格0円の中古車の軽ワゴン1台のみ。

貯金も乏しく、本当にお金がなかった私が熱望したのは、
出来るだけお金をかけずに独立起業することでした。

金無し! コネ無し!実績無し! 先の見通しまったく無し!
の私が独立起業することに不安がなかったかと言ったら、
まさに不安だらけ。

フランチャイズに払うお金などなかったので、
当然、フランチャイズに加盟することなくハウスクリーニングの
独立起業という“はじめの一歩”を踏み出したのです。

そして、この“はじめの一歩”を踏み出したことにより、
想像もしなかったことが次々に起きました。




■収入面では?
ハウスクリーニングで独立開業したその初月に
24万6千円の現金収入を得ました。

独立開業初年度の月収は20万円~40万円ぐらい、
1年を過ぎ月収が50万円~70万円に増え、
2年目を迎えたころから月収が100万円を超える月が
出てくるようになりました。

そして、
ハウスクリーニングで小資本独立開業して3年目以降、
月収入70万円~150万円ぐらいで安定しました。

■生活面では?
ハウスクリーニングで小資本独立開業したことにより、
年を重ねるごとに徐々に充実していきました。

ハウスクリーニングの仕事でお金を貯め、
ハウスクリーニングで独立開業して1年目に結婚、

自宅も6畳1間から、2DKアパート、
3LDKマンションへと引っ越していったのです。
 

■仕事面では?
ハウスクリーニングの仕事で、小さいが事務所、クルマ3台、
ハウスクリーニングの仕事効率アップのための清掃機器を
お金を貯めながら、1台1台購入し、ハウスクリーニングの
清掃機械6台所有しました。

■資金繰りは?
私が、個人のお客様相手に元請けとして仕事をして一番ありがたく、
助かったことは、仕事が終われば即、現金収入の「日銭商売」です。

一般的によく言われるのは、商売のなかで現金収入の日銭商売が
一番強いと言われています。

私の会社が、その当時、銀行やその他諸々の金融機関で借金せず
無借金で会社を運営してこれたのは、個人のお客様相手の元請け業者、
現金収入の日銭商売のおかげだと思っています。

※現金収入の日銭商売のありがたさは私自身、身をもって実感しました。

開業当初、所持金がほとんど底をついていた私にとって、
その日一日の仕事が終わり、即お金をもらうことが死活問題上、
とても重要でした。

■業者間のお付き合いは?
私の会社は、お客様から様々な仕事依頼が来ましたが、
ハウスクリーニングや生活代行サービス施工以外は、
他の業者さんに外注として仕事を委託していました。

これまで私が外注先として知り合った業者さんは、
大工さん、電気屋さん、塗装屋さん、経師屋さん、内装屋さん、
害虫駆除屋さん、屋根屋さん、瓦屋さん、 畳屋さん、造園屋さん、
ガラスサッシ屋さん、建具屋さん、 ガス屋さん、水道屋さん、
カギ屋さん、引越屋さん、 防水工事屋さん、ブロック工事屋さん
など様々な方がいらっしゃいます。

また、リフォーム等の仕事は工務店、リフォーム屋さん、
不動産の売買や賃貸の仲介は不動産屋さんに依頼しました。

当社は元請けでしたので、お客様から仕事が終われば即現金を
集金していましたので、他業者の方にも仕事が終われば、
即現金払いでお金を支払っていました。

すると、どういう事が起こったでしょうか?

まず、『お礼』という意味だと思います。
業者の方から当社にハウスクリーニング等の仕事依頼が来ました。

しかも、当社の見積りに対して、
先方から負けて欲しいと言われることは一切ありません。
お支払いも仕事が終われば、先方からも即現金支払いです。

そして、業者の皆さん、
株式会社か有限会社の法人がほとんどだったのに、
その当時、個人事業者だった当社に対し、
対等なお付き合いをしてくれました。

私は、業者の社長とお友達として一緒に食事をしたり、
遊びに行ったりすることはよくありましたが、
接待でのお付き合いは一切しませんでした。

利害関係を気にせず好き勝手な話しが出来ましたので、
業者とのお付き合いというのは非常に楽でした。 

■妻は?
 私と郷里が一緒の妻は、
私と結婚して九州の福岡から東京に上京しました。

もし、知り合いや友達もいない東京で、
私が仕事でほとんど家にいない状態だったら、
妻は、おそらくホームシックにかかっていたでしょう。

しかし、私が元請けとして近所で仕事をしていたので、
昼は自宅に戻ることが出来ましたし、
6時ごろには家に帰れていましたので、
妻と朝昼晩一緒に食事することも可能でした。

また、掃除・生活代行サービスなど簡単な手作業は、
妻が一緒に手伝ってくれたので、

妻はお客様宅で女性どうしお客様と親しくなり、
料理を教えてもらったり、一緒に遊びに行ったり、
結構忙しくしていました。

妻がホームシックにならなかったのは、
お客様皆さんのおかげ様だと、とても感謝しています。

■私たちの両親は?
郷里の九州 福岡には年4回、妻と一緒に帰省し、
お互いの両親に顔見せしていました。

盆正月はだいたい2週間ぐらい福岡に滞在し、
1週間ずつお互いの両親と共に過ごしていました。

また、年に数回、
妻の両親が東京に遊びに来てくれていたので、
その時は、休みを取ってみんなで観光に行きました。

なぜ、盆正月に長く休みが取れたり、
突然、両親が来ても休みが度々取れたかですが、
私のお客様の9割以上が個人のお客様だったからです。

というのは、私たちがお客様に、郷里に帰ることや、
東京に両親が遊びに来ていることを伝えると、

『仕事は後回しでいいから親孝行していらっしゃい!』
と言って、仕事の日程を私たちに合わせてくれたのです。

お客様には感謝しつくせない思いでいっぱいでした。

■お客様との関係は?
個人のお客様は皆さん、
私のことを「掃除屋さん」と業種で呼ぶことはなく、
いつも『山口さん』と声をかけてくれました。

私のことを業者としてではなく、
一人の人間として接してくれていましたので、

私もお客様というよりも、
親しいご近所さんといった感じで接することができました。

お客様のなかには、
東京のおじいちゃん、おばあちゃん、お父さん、お母さんと呼べる、
とても親しくお付き合いさせて頂いている方もいらっしゃいました。

だから、そんなお客様にしばらく逢わないと、
『○○さん、このごろ逢っていないけど、元気しているかな?』
と気になって仕事の帰りに寄ることもよくありました。

また、親しくしているお客様と一緒に食事をしたり、
劇や公演、映画を見に行ったり、遊びや旅行したりすることも
多かったのです。

ある時、そのことを業者の友人に話すと、友人から
『そこまでお客にしてあげなければいけないのか?』
と言われました。

おそらく、その友人は、
『お客様にそこまで接待しなければいけないのか』
といった意味で言ったのだと思います。

『とんでもない!』 接待どころか、
いつもお客様の方から誘ってくれ、
食事や遊びの費用を(私だけでなく、かみさんの分も)
お客様が出してくれていたのです。

それでは申し訳ないからとお金を払おうとすると、
『私がそうしたくてやっているのだから、
あなたたちは気にしなくていいの!』
と半分冗談ぽく叱られました。

だからといって、
一緒に行くことをお客様から強要されているということは
一切ありませんでした。

お客様から誘われても私や妻の都合で行けない場合は、
はっきりお客様に行けない旨を伝え、お断りすることも
ありました。

最初、私の友人も、
私の言っていることが信じられなかったようですが、
最後は『お客さんとそんな関係になれるっていいよね!』
と言ってくれました。

私たちは、これまで、
お客様から様々なお仕事をお願いされましたが、

特に仕事をしているという感覚より、
お客様が困っていることを解決するお手伝いをしている
という意識のほうが強かったように思います。

また、集金時にお客様にチップをもらったり、
帰り際にたくさんのお土産をもらったり、
お客様からの喜びの声や感謝の声が
ダイレクトに聞けていましたので、

お客様の満足度がよく分かり、
自分たちの会社がお客様に役立っているということ
を実感することができました。

そして、それは自分たちのやりがい、はげみとなっていました。

 


●ハウスクリーニング
ご家庭内のお掃除(メインの仕事です)

換気扇・レンジフードクリーニング、浴室クリーニング、
洗面所・トイレ清掃、網戸・ガラスクリーニング、リビング清掃、
フローリング床の洗浄ワックス、照明器具クリーニング、壁のカビ取り、
一軒まるごとクリーニング、エアコンクリーニング、アパート・マンション
の空き部屋清掃 (不動産屋さんからではなく全て大家さんからの依頼)。

一般ご家庭を中心に仕事を行うと、
高齢者のお客様から仕事のご依頼が多く、お掃除と共に、
これもしてほしい、あれもしてほしいと依頼されることが
多くありました。

そこで
ハウスクリーニングの補助に生活代行サービスの仕事を行いました。

●生活代行サービス
お客様に代わって家庭内のお仕事のお手伝い(簡単な軽作業)

部屋の模様替え、整理整頓、ゴミ処分、草取り、芝刈り、買い物代行、
家事手伝い、病院への薬取り、etc…。

ハウスクリーニングをメインに生活代行サービスを補助的に行うと
お客様から大変喜ばれ、これらの仕事を行うことは、お客様から
信頼度が増し、さらに大きな仕事が来るようになりました。

下記は、
当社がこれまで一般ご家庭のお客様から依頼された仕事です。

ただし、
これらの仕事は全て外注業者にお願いし、紹介手数料を頂きました。

※下記にご紹介している仕事は、ハ ウスクリーニングを行うと
必ずこのような仕事もやらなければいけないというものでは
ありません。

ハウスクリーニングを行えば、下記のような仕事も
お客様から仕事が取れるということを知っていただければと思い
掲載しています。

●リフォーム施工
リフォーム(洋式トイレの交換、浴室補修工事、床下収納設置など)、
家の増改築、 瓦の葺き替え・スレートの塗り替え、屋根の防水工事、
外装工事(家一軒全て)、 内装工事(特に多かったクロスの張替え、
床の張替え、壁のペンキ塗り替えなど)、建具・襖・障子・網戸等
の交換、窓サッシの交換・格子の取付

●電気工事
アンテナ修理、ソーラーシステム(温水器)の取付・取外し、
エアコン取付・取外し、電気の配線工事、ホームセキュリティー設置

●不動産
住宅販売(販売実績・家土地込で3000万円、土地販売2700万円の売買)、
賃貸物件の紹介(一番高い家賃は月50万円)

●その他
シロアリの駆除、害虫・害獣駆除、下水配管工事、湯沸かし器・
ガスレンジの取替え、カギの取付・取替え (セキュリティー対策・
ピッキング対策)、庭の造園・手入れ、倉庫の取付・取壊し、
家内まるごと不用品処分、引越し手配など

あらゆる一般住宅関係の仕事を行ってきました。

 

 


私は1999年5月、
ハウスクリーニングの小資本独立起業支援を行う
全国ホームサービス協会を設立しました。

1999年から現在まで脱フランチャイズ小資本開業の指導を行い、
800人以上の方に、「ハウスクリーニング」の技術指導および
営業指導を行っています。

 


 私が小資本独立起業の指導を行なったきっかけ

私も小資本独立開業した一人です。
すべてが初めての体験で、わからないことだらけ。

お金がかけられないので、
頭を使い、体を使い、失敗を繰り返して、試行錯誤し、
ずいぶん回り道をしながら、小資本独立開業のノウハウを
得るしかありませんでした。

しかし、 小資本独立開業するためのノウハウを知る為に、
試行錯誤や回り道などするのは私だけで十分です。

やらなくていい同じ苦しみを、
これから独立起業する人には味わってもらいたくないと思いました。

やらなくてよい苦労は出来るだけ避け、
最短でビジネスが軌道に乗る方法をお伝えできればとの思いから、
小資本独立起業のサポートを行うことにしたのです。

開業する前に、必要な知識やノウハウを知っていれば、
これほど強い武器はないと思います。

これからビジネスを独立開業する方に、微力ですが、
私の経験を通して得たノウハウをご提供することで、
スムーズなスタート、早く軌道に乗ってもらえるように願って、
この協会をスタートさせました。

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 当協会について

 

 

 


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