すぐに始められるハウスクリーニング業

ハウスクリーニング(お掃除商売)を
小資本で独立開業しようとしている人必見!!


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誰も教えてくれないお掃除商売の始め方・儲け方

「家庭内の掃除」が立派なビジネスになった!
「金なし、コネなし、経験なし」から始めて、
開業1カ月で24万円、1年目で月収70万円、2年目には月収100万円超に!」

フランチャイズを頼らずにゼロから始めて成功した著者が
初めて明かしたハウスクリーニング開業のノウハウ書。

 「家庭内の掃除」が立派なビジネスになった!
  高齢化と女性の社会進出でハウスクリーニング需要が急増中
  年齢・学歴・経験を問わず誰でも始められる「現金商売」
  資格や許認可の申請も必要ないからすぐに始められる
  自宅を事務所にできるから開業資金もかからない
  営業はポスティング中心で地域密着型・低リスク&コスト
  定期契約やリピート客が多く宣伝なしでも安定収入


「誰も教えてくれないお掃除商売の始め方・儲け方」ダイジェスト

 書籍・はじめに 金なし、コネなし、経験なしからのスタート
 書籍・目次 序章~最終章 目次と概要
 小資本独立開業

  ハウスクリーニングとは? 様々な外の事業にも結びつく仕事
  リピート商売       ビジネスではリピート客はもっとも重要
  どのお掃除業務から?   一番行いやすく利の出る業務から
  資格・免許不要      面倒な手続きは不要です
  性・年・学・経験不問   誰でもすぐに始めることが可能です
  1年目の収入は?      気になるところ・・・
  開業の秘訣        費用を抑えはじめること・・・なぜなら

お客様開拓事例 新しくスタート、顧客を開拓するために
成功事例

  親子二人三脚   母と娘力を合わせて
  夫婦再出発    倒産を乗り越え妻の支えで再起を果たす
  元請への挑戦   下請けからの脱却で基盤を固める

 


 

 ―すぐに始められるハウスクリーニング業―
「誰も教えてくれないお掃除商売の始め方・儲け方」はじめに
より  

金なし、コネなし、経験なしからの スタート

私はハウスクリーニング(お掃除商売)で独立開業を果たしました。

なぜ、この商売をビジネスとして選んだか?

ずばり、何よりも
ハウスクリーニング(お掃除商売)は、
少ない資金で独立開業ができたからです。

これが私にとって最大の理由でした。

その他、ハウスクリーニング独立開業のメリットは
色々あります。

ハウスクリーニングをはじめとした「お掃除商売」は
社会的認知度が非常に高いこと、そして需要も多く、
今後ますますマーケットが広がると言われています。

また、ハウスクリーニングの基本的な仕事は
「掃除」ですから、素人でも短期的に技術が取得でき、
すぐに商売として始められることもビジネスとして
大きな魅力です。

しかも、
このビジネスは洗剤と掃除に使用するブラシやタワシ
などの消耗品が主な経費(売上の10分の1以下)
なので、極めて利益率が高いのも魅力です。


開業後、初期投資した資金が短期間で回収可能である
ことも大きなメリットとなります。

 


しかし、世間一般ではハウスクリーニングで独立するには、
ある程度まとまった資金がないと開業できないと
思い込んでいる人が多いようですが、そんなことはありません。

私 はその当時、築40年のボロアパート、
6畳1間の部屋に住んでいました。
しかも貯金通帳の残高はすでに10万円を切っていました。
唯一持っていた財産は査 定価格0円の中古車の軽ワゴン一台のみ。
したがって、独立を果たすには、できるだけ資金のかからない
ビジネスを志すしかなかったのです。

「金なし、コネなし、実績なし、先の見通しまったくなし」の
私が独立開業することに不安がなかったかと言ったら
嘘になります。
まさに不安だらけでした。
それでも、なんとか独立開業という「はじめの一歩」を
踏み出すことができました。

フランチャイズに支払うお金などなかったので、
当然、フランチャイズに加盟することなく、
一人で独立開業しました。

い ざハウスクリーニングの商売を始めてみると、
想像以上の需要がありました。

もちろん努力はしましたが、
開業したその初月には24万円の現金収入を得ることが
できたのです。

初年度の月 収は24万円~50万円ぐらい、
1年を過ぎて月収が50万円~70万円に、
2年目を迎えた頃から月収が100万円を超える月が
出てくるようになりました。

私はフランチャイズに加盟せず、
小資本でハウスクリーニングを独立開業した一人です。

しかし、すべてが初めての経験であり、
わからないことだらけでした。

失敗を繰り返し、試行錯誤し、回り道をしながら、
ノウハウをつかんでいったのです。

開業する前に知識やノウハウを知っていれば、
これほど強い武器はありません。

これからお掃除商売で独立開業する方々に、
微力ではありますが私の経験を通して得たノウハウを
提供することで、スムーズなスタートがきれるよう、
また早く軌道に乗れるよう願って止みません。

本来、ハウスクリーニングは、
もっとも資金をかけずに素人でも独立開業できる
ビジネスの一つです。

そして、大きな成功をつかむことができるビジネス
でもあるのです。

皆様の成功を祈ります。
 


 

 

―すぐに始められるハウスクリーニング業―
「誰も教えてくれないお掃除商売の始め方・儲け方」目次
より  

序章
ハウスクリーニングの基礎知識

資格や許可申請の必要もない、年齢・経験を問わず誰でもできる、
小資本でできる商売

●ハウスクリーニング(お掃除商売)は手堅い将来有望なビジネス
●ハウスクリーニングは巨大市場
●年齢・経験を問わず誰でもできる「現金商売」
●資格や許認可の申請も必要ない
●自宅を事務所にできるので開業資金も少ない
●開業1年目で月商70万円超も
●定期契約やリピート需要で安定収入
●一歩ずつ着実に歩むことこそ成功への近道


第1章
ハウスクリーニングの商売を始める前の準備と計画

ちょっとした工夫と知恵で開業資金をできるだけ節約して始めよう

●ハウスクリーニングは電話が命
●電話・ケータイ・転送サービスをフル活用
●仕事を覚えるためにどうすればよいか
●商売を始めるのに必要な道具と洗剤
●知っておきたい洗剤の基礎知識
●道具と洗剤の購入方法
●必ず加入しておきたい損害保険


第2章
ハウスクリーニングの顧客層と商圏を決める

商圏2キロ範囲で、一般家庭をターゲットに始めるのが基本セオリー

●地域密着型で商圏は2キロ範囲に設定する
●顧客ターゲットは一般家庭から始める
●各ターゲット別清掃業務と特徴
●顧客開拓するには誰に営業をすればよいか
●近所の口コミの威力をフル利用


第3章
ハウスクリーニングの仕事の取り方・営業のやり方

魅力的なハウスクリーニングのチラシをつくり、
効率的・即効性ある宣伝・ポスティング方法

●顧客ターゲット別営業アプローチ方法
●効果的な広告・宣伝方法
●顧客の心をつかむチラシ作成方法
●効率のよいポスティング方法
●顧客からの電話への対応方法
●リピート客、固定客を増やす方法


第4章
短期間でハウスクリーニングのプロの仕事人になる方法

プロが心がける清掃作業のコツおよび料金設定・
見積書・請求書の見本

●開業後に派生するリフォーム等の仕事
●料金設定のポイント・見本
●見積り書、請求書の書き方


第5章
プロが教えるハウスクリーニング技術

窓・サッシからキッチン、浴室、洗面所、トイレ、
リビング、玄関、ベランダまで

●窓・サッシのクリーニング方法
●キッチンのクリーニング方法
●浴室・洗面所のクリーニング方法
●トイレのクリーニング方法
●リビングのクリーニング方法
●玄関・ベランダのクリーニング方法


第6章
ハウスクリーニングの道具と洗剤

掃除用具一覧と洗剤の選び方・使い方

●掃除用具、清掃小物、清掃用装備など
●掃除用具一覧
●洗剤、仕上剤の選び方・使い方


第7章
ハウスクリーニングのケーススタディ

具体例から学ぶ顧客開拓のヒント集

私は東京近郊の狛江市というところで
ハウスクリーニング(お掃除商売)を行っています。

この狛江市というところは、
東京といっても畑はあちらこちらに点在し、
多摩川が街の横を流れ、東京大空襲のときは、
ほとんど空襲の被害に遭わなかったそう で、
2階建ての家をゆうに超える、
樹齢100年はあろうかと思えるような大樹が、
街のいたるところに威風堂々と存在しています。
まだまだ自然がたくさん 残っている住宅地です。

ハウスクリーニング(お掃除商売)の仲間たち

ハウスクリーニングの商売を始めて、
いま現在活躍している仲間がたくさんいます。
その中から数人のエピソードを紹介してみましょう。


最終章(Q&A)
案ずるより産むが易し

フランチャイズに加盟しなくても
ハウスクリーニング(お掃除商売)は始められる!

●まず、どの業務を覚えたらいいの?
●収入はどれぐらい得られるの?
●月諸経費はどのくらい?
●事務所(店舗)は必要ですか?
●ハウスクリーニングを依頼する人は?
●都会と地方の需要の差?
●ネームバリューについて?
●仕事をする上の注意点・失敗しやすい点は?

 


 

   「誰も教えてくれないお掃除商売の始め方・儲け方」
序章・終章(P15~、P197~)より

 
小資本独立開業―すぐに始められるハウスクリーニング業―

ハウスクリーニングとは?

あなたは、ハウスクリーニングと聞くと、どんな仕事を想像されますか?

(ハウス=家)+(クリーニング=お掃除)から連想し、
「一般家庭内のお掃除をお客さまに代わってお掃除する家政婦さん
のような仕事」と答える方が多いのではないでしょうか。

実際、家庭内のお掃除をお客さまに代わってお掃除する業務を
メインにビジネス展開し、全国展開している有名企業がありますので、
ハウスクリーニングとは「家庭内のお掃除代行サービス」という答えでも
間違いではありません。

しかし、ハウスクリーニングは、
それだけの業務しか出来ないというわけではなく、
実際はもっと奥深く、守備範囲がとても広い仕事なのです。

そ の業務を上げれば、
新築・改築後の掃除にはじまり、アパート・マンションの空き部屋清掃、
ビル・マンションの共用部の清掃、会社のオフィス内掃除、中華料理店
などの飲食店やスーパー・コンビニ・ブティック等の店舗清掃、学習塾
や英会話・カルチャースクールの教室内掃除、学校・病院・老人ホーム
等の建物内の 清掃など

「建物があるところにハウスクリーニングあり」といっても
過言ではありません。


ハウスクリーニングはリピート商売

人が仕事をしたり暮らしている場所は必ず汚れますし、ゴミも出ます。
すると当然、掃除をする必要が生じます。

そして、掃除をしてもそのうちに汚れるので、
また掃除をしなければなりません。

この繰り返しで、
一度掃除の依頼が来ると再々お掃除の依頼が来るようになります。
つまり、ハウスクリーニングは実に手堅いリピート商売なのです。

汚くて不潔な住まいやオフィスが好きな人はまずいませんし、
時代的な欲求として、ますます「清潔」が求められています。
またそうした商品の売れ行きが好調なことも事実でしょう。

したがって、
今後ともハウスクリーニングがすたれることはありませんし、
将来的にみればマーケットはもっと広がる可能性があるビジネス
ということが言えます。

市場規模としては、
一般家庭のマーケットで1,000億円位、
お掃除ビジネス全体では1兆5,000億円以上といわれる
巨大市場です。

建物がある限り、この仕事は永久的になくならないでしょう。


どのお掃除業務からはじめるの?

あなたは
「ハウスクリーニングは多種多様、
色々な掃除業務を行うことが出来ます」と聞いて、
次のように思うかもしれません。

「色々な掃除業務が出来ると言って、
全ての掃除業務をやるとなると、それぞれの掃除業務のやり方
を覚えるのは、たいへんだよなぁ~・・・。」

たしかに、色々な掃除業務が出来るといっても、
それぞれ業務のやり方が違うので、全部を一気に始めるのは
難しいと思います。

しかも、それぞれ掃除業務を行うには、
それぞれに必要な機械や道具をそろえなくてはいけません。
これには多くの投資が必要となります。

ですから、まずは1つの掃除業務から始め、
徐々に他の業務を増やして行っていくのがベストだと思います。

そこで気になるのが、どの業務から始めるといいか?
出来れば、初期投資は最小限で、需要あるものから始めたい
ですよね。

実際、皆さんからの質問の中で特に多い質問が、
「ハウスクリーニング(お掃除商売)はどの掃除から始めたら
良いのですか?どの掃除が一番ベストですか?」
という質問です。

この質問に私は
「一般家庭のお掃除から始める」ことをお奨めしています。


なぜ一般家庭のお掃除なの?

●他の掃除への応用がきく

ハウスクリーニングの基本は一般家庭のお掃除です。

一般家庭のお掃除が出来るようになれば、その他のお掃除は、
この一般家庭のクリーニングの応用にすぎません。

反対に他のお掃除から始めた人は、
その分野のお掃除は出来るようになりますが、
他のお掃除への応用がなかなか難しいようです。

また、一般家庭のお掃除から始める大きな理由として
一般家庭のお掃除のリピート性と拡張性も見逃せません。

●リピート性

 一度お部屋のクリーニングを行ったからといって、
その部屋で生活をすれば、部屋は再び汚れます。

一度「ハウスクリーニング」を依頼し、
きれいなお部屋の快 適さを知ったお客様は、
汚れが気になると、再びハウスクリーニングを依頼します。
継続的な掃除の依頼となる可能性が非常に高いのです。

同じお客様から
週、隔週、一ヶ月、3ヶ月、6ヶ月など定期的に
クリーニングの依頼が来るようになります。

同じお客様から仕事依頼をしていただけるということは、
宣伝広告せずとも仕事が常時あるということです。

仕事が常時あれば、
自分でスケジュールを立てながら仕事が出来ますし、
収入も安定します。

私の会社の例ですが、
当社は一般家庭の掃除を中心に行っていますが、
年々営業・宣伝コストは減ったにも関わらず、
売上は年々上がりました。


●拡張性

また、一般ご家庭クリーニングを行うと、
ほぼ100%の確率で何らかのリフォームの仕事を
お客様から依頼されます。

一般家庭でハウスクリーニングを行っていると
「網戸が破れているので張り替えたいのだけど・・・」
「壁紙が汚れているので張り替えたい・・・」
「ペンキの 塗り替えを近々したいけど・・・」
「畳をフローリングに換えたいのよね・・・」
などお客様から色々なお困りごとを話しかけてきます。

お客様としても、相手がリフォーム会社ではなく、
クリーニング屋だからこそ、気軽に直したい箇所を
話してくれるようです。
そのお客様の気軽さが仕事に結びついていくのです。


私 の会社の例ですが、
あるお客様の家には、ハウスクリーニングの仕事で
お伺いしたのですが、
「タンスの取っ手が外れ、付けてほしい」と頼まれ、
気軽に修理し た取っ手を取り付けたのがきっかけで、
網戸の張替え、エアコンの取り付け、壁紙の張り替え、
窓の格子の取り付け、防犯機器の設置、じゅらく壁の
塗り替え、 屋根や外壁全体の塗装などさまざまな仕事
を依頼されるようになりました。

このように、
ハウスクリーニング以外の仕事をお願いするお客様は
たくさんいらっしゃいます。

「私の会社はハウスクリーニングだけしか
やっていないので、他の仕事のことは知りません」
と言っても、もちろん問題はありません。

しかし、
ハウスクリーニング以外の仕事も受けていくこと
により、これが将来的に大きな仕事へと結びついていく
と思います。

現在、
私では出来ない電気工事や内装工事、塗装工事は
すべて専門の業者の人に依頼しています。

実は、こうした他業者に仕事を依頼することは、
ハウスクリーニングの本業にもプラスになっています。

私の会社が仕事を依頼した電気屋さんや内装屋さん、
塗装屋さんは、「お返し」という意味なのでしょうか、
それぞれの業者の人たちが、掃除の仕事がある時、
当社に依頼してくれています。


資格・免許不要でできる商売

ハウスクリーニングをビジネスとして始めるときに、
面倒な資格や免許は必要ありません。

資格を取得するために特別な勉強をする必要など
一切ありませんから、身体が動く人なら誰でも
簡単にハウスクリーニングは始めることが出来ます。

また、ハウスクリーニングの独立開業に
役所や警察に行って申請書を提出したり、
許可を得る必要もありません。

ただし、ハウスクリーニングの業界団体などが
任意に発行する資格免許はいくつかあります。

しかし、あくまで民間の任意団体が発行する資格
ですから、国家資格のようにステイタスや信用力
があるわけではありません。

この資格の取得を顧客にアピールすれば
営業がしやすいという理由なのでしょうが、

現実的には掃除を依頼してくるお客様は、
業者が資格を有しているかどうかを業者選びの
判断基準にしているわけではありませんから、
とくに民間任意団体の資格を取得する必要は
ないでしょう。

また、
資格を有していても仕事を受注できなければ、
それが国家資格であっても無意味です。

まして、ハウスクリーニングというのは、
お客様に喜ばれてこそ仕事が増え、
リピートオーダーにつながっていきますから、
資格の有無によって仕事の増減が左右される
ようなことはない、と考えていいと思います。

ハウスクリーニングは
他人の家に入って作業をしますから、
他の商売よりも個人と個人の結びつきが
強くなります。 

ですから資格の有無よりも、
個人の信用が何よりの強い武器となるわけです。


性別・年齢・学歴・経験問わずできる商売

ハウスクリーニングは、
主に一般家庭のお掃除やアパート・マンションの
空き部屋、オフィス、店舗などの掃除を行うのが
主な仕事内容です。

掃除ですから
健康な人であれば男性、女性、年齢、学歴を問わず
今日からでもできる商売です。

完 全失業率が平均5%以上を続ける現在の就業状況
において思うように就職・転職のできない人も
多いようです。

とくに中高年者の場合、就職・転職の際にネック
となるのが年齢制限です。

40歳以上の年齢の人の就職・転職は
かなり厳しい状況になります。

何か特殊な技術や能力でもあれば職にも就けやすいし
独立して商 売をやることも可能ですが、

ごく普通のサラリーマン生活を送ってきた人は、
採用者側もなかなか厳しい判断をします。

就職・転職をあきらめ、
いざ独立開業するとしても開業資金が1,000万、
2,000万円かかるのが現実です。

さらに、開業した商売が失敗すれば多額の借金を
負うことにもなります。


たとえば、ラーメンのフンチャイズに加盟するとしても、
加盟金100万円、保証金100万円、
店舗取得費1,000万円という初期投資費用が
かかります。

一方、
ハウスクリーニングは自宅を事務所代わりに、
クルマ一台、掃除用具一式という、
わずかな資金でスタートすることができます。

この先行き不透明な時代にあって、
誰にでもできて、リスクも少ない商売は他にない、
と言っても過言ではありません。

1年目を迎えた収入について

ハウスクリーニングの商売を始めたとして、
一体どれぐらいの収入になるのでしょうか。
これは、皆さんがもっとも関心を抱く部分だと
思います。

そこで、
私が開業して一年目を迎えていた頃の月収支
を参考に説明してみましょう。

私の会社は一般家庭のお客様中心に
仕事を行っていますので、ここで紹介するのは、
一般家庭のお客様をターゲットに仕事をした
場合の月収入です。

1 日の売上が3万円~5万円、
稼動日数は18日~23日、

月の売上は
3万円~5万円×18日~23日=
64万円~85万円、

必要経費は
洗剤代とブラシ等の消 耗品代で売上に対して
10分の1以下、

その他の諸経費を売上から差引いて計算すると、
だいたい月収入は52万円~74万円ぐらいでした。

この数字を見て、
儲かるのか儲からないのかは各自の判断に任せる
ことにしますが、
一般の30~40代の代のサラリーマンの月収に
比べれば多いほうではないでしょうか。

会社内の煩わしい人間関係もなく、
自分の能力次第で仕事ができるのも、
独立自営業ならではの醍醐味です。

一般家庭での仕事はスタートが朝9時、
終了は遅くとも夕方6時までです。

ですから自宅を出るのは一般の会社員と変わらず、
自宅に帰ってくるのはむしろ早いほうでは
ないでしょうか。

毎日朝食.夕食ともに自宅で家族と一緒に食べる
ことができて、
自分の余暇時間も十分に取れる生活を送ることが
できるのも魅力です。

 


 

 

―すぐに始められるハウスクリーニング業―
「誰も教えてくれないお掃除商売の始め方・儲け方」第7章
より   

具体例から学ぶお客様開拓ヒント集

私は東京近郊の狛江市というところで
ハウスクリーニング(お掃除商売)を行っています。

こ の狛江市というところは、
東京といっても畑はあちらこちらに点在し、
多摩川が街の横を流れ、東京大空襲のときは、
ほとんど空襲の被害に遭わなかったそうで、
2階建ての家をゆうに超える、
樹齢100年はあろうかと思えるような大樹が、
街のいたるところに威風堂々と存在しています。
まだまだ自然がたくさん残って いる住宅地です。

私はこの街で8年間、
ハウスクリーニング(お掃除商売)をしましたが、
半径1キロメートルのごく限られた地域でのみしか
仕事をしていません。

ですから、私のお客様のほとんどは、ご近所に
住んでいる人たちなのです。

この1キロメートルという非常に狭い範囲の中でも
充分に仕事はあり、また実際に私はハウスクリーニング
を続けてくることができました。

そのなかで、私が体験したさまざまな出来事は、
今後ハウスクリーニング(お掃除商売)を始めようと
する人たちに、きっと役に立つと思いますので、
そういったケーススタディをいくつか
ご紹介してみましょう。


◆お客様からの励ましの言葉がパワーになる

I さん夫妻は、二人で会社を経営していることで、
なかなか自宅の掃除ができないという理由から、
私に掃除の依頼をしてきました。

定期的に台所、トイレ、洗面所、お風呂、窓ガラス、
床のクリーニングを依頼されています。

Iさん夫妻の息子さんが結婚することになり、
婚約者のお嬢さんが両親と一緒にIさん宅に挨拶に
やってくることになりました。

そのときは、
めでたい席の演出をしたいという気持ちから、
私も一生懸命に玄関回りから外壁、ガレージに
いたるまで念入りに掃除をしました。

I さん夫妻はとても気さくな方たちで、
「自分たちも田舎から東京に上京し、この狛江市で、
夫婦で1Kアパートから二人三脚でいまの仕事を
始めたんだよ。

あなた だったら大丈夫。
いつも応援しているから、がんばってね」と
仕事に行くたびに、励ましの言葉をかけてもらって
います。
こうしたお客様の声は、仕事に対する 力強いパワー
になります。


◆一か所をきれいにすれば仕事が増える

Tさんは三十代後半の女性ですが、
中古住宅を購入して、リフォームしたそうです。

引越ししてくる前に一度その家を見に来たのですが、
あまりにも部屋が汚れていたので、
荷物を運び込む前に、部屋をきれいにしたい、
ということで私のところに家全体の掃除を依頼してきました。

Tさんとしては、最初は水回りとガラスだけを掃除して
もらうつもりだったのですが、
ひとつずつピカピカになっていく様子を見ているうちに、
「ここも掃除してほしい、あっちもきれいにしてほしい」
と、どんどん追加の依頼をしてきました。

最初の見積りでは3~4万円の仕事依頼だったのに、
最終的には12万円ちょっとの金額まで
追加の掃除内容になったのです。

ハ ウスクリーニングの奥が深いのは、
こうした思いがけないことが起きることです。

一か所がきれいになると、
今まで気がつかなかったところの汚れが目立って きて、
次から次にきれいにしたいという欲求が
湧き上がってくるのです。

つまり、一か所をきれいすることで、
次々に仕事が増え、売上も上がるというわけで す。


◆「元気」をもらえるおばあちゃん

Oさんは72歳のおばあちゃんです。
台所、洗面所、トイレ、お風呂、窓ガラス、玄関の
掃除を定期的に依頼してくれます。

私がOさん宅を訪ねると、
必ず手づくりの昼食やおやつをごちそうしてくれ、
狛江市の昔話や戦争体験談を聞かせてくれます。

その話は非常に貴重であり、知らない話ばかりなので、
とても新鮮な気持ちになり、私にとっていい勉強に
なりました。

昼食の際には、
「あなたの奥さんの分もつくったので、奥さんも
呼んできなさいよ。一緒に食べましょう」と
いつも言ってくれる東京のおばあちゃん的な存在です。

Oさんは72歳という年齢にもかかわらず、
毎日プールで五〇〇メートルを必ず泳ぐのが日課
だそうです。

泳がないと体調がおかしくなるそうで、
プール通いはOさんの健康の源になっています。


O さん宅で私が行なう秋の年中行事がありました。
Oさんの家の庭には観賞用に植えたぶどうが
秋になると実り、庭一杯にブドウの甘い香りが
漂います。

ところ が、
高い場所に実ったぶどうの房を自分の手で取ることが
できませんから、私が収穫を手伝うようになったのです。
このぶどう取りが、私の年中行事にな りました。

また、
Oさんはその友人や行きつけのお店に
私をずいぶん紹介してくれたり、
自らも私の会社のチラシを配ってくれていました。

そのおかげで仕事も増え、
Oさん宅を訪問するたびに、ぶどうのみならず、
Oさんの「元気」までいただきました。


◆きれいに掃除した家は売りやすい

Oさん夫婦は一戸建てを購入したため、
いままで住んでいたマンションの売却を
不動産屋に委託したのですが、
なかなか買い手がつきませんでした。

そこで一度、
マンションの部屋全体の掃除をすることにしたのです。

部屋全体の掃除が完了して、
約10日後の日曜日にマンションの売買が成立しました。

そのお礼の電話が部屋の掃除をした私のほうへ
入ったのです。

私もマンションの売却に多少なりとも貢献できことを
非常にうれしく思いました。

実 は、家を掃除することによって、
それまで買い手がつかなかった家が売れる例は
かなりあるのです。

Aさん夫妻の場合もそうでした。
息子さん夫婦が両親との同 居を勧めてきたので、
Aさん夫妻は同意し、現在住んでいる家を売りに出しました。
ところがなかなか売却できません。

そこで、家を売ることは諦め、
自分たち が住み続けるためにも一度家をきれいにしようと、
私のところに掃除を依頼してきたのです。

A さん宅の掃除が終了して2週間ぐらい経ったのち、
「家が売れた」というお礼の電話がきました。

なぜ私にお礼を言ってくるのか不思議でしたが、
Aさんが言う には、不動産屋さんと一緒に見にこられた方が
「こういうふうに掃除が行き届いて、きれいな家であれば、
きっと管理もしっかりしているだろう」ということで した。

そして、
このことが家を購入する大きな理由となったそうです。

その話を聞いたときは私自身、
非常にうれしくなりましたし、掃除をしたことが
家の売買の決め手になることを実感しました。


近所に住んでいるKさんは工務店を営み、
当会のチラシを見て掃除の依頼をしてきました。

最初はKさん宅の掃除を頼まれましたが、
そのことがきっかけで、リフォーム後の掃除の仕事も
依頼されるようになりました。

K 工務店の業務は、
ほとんどがK市を中心にした中古住宅のリフォームです。

中古住宅をリフォームして販売する場合、
自社のスタッフで掃除を行ない販売してい ましたが、
買い手が付くまでかなり時間を要したそうです。

ところが、
リフォーム後の掃除を私のところで行なうようになってから、
短期間で中古物件が売れる ようになった、
と大変喜こばれています。


◆困っている人を助けるのも仕事のうち

Kさんは趣味が高じて絵の先生をしている63歳の女性です。
教室で生徒を教えたり、展覧会、発表会などが頻繁にあるため
毎日大変忙しく、なかなか家の掃除ができないことから、
私のところに掃除の依頼をしてきました。

家全体の掃除を定期的に行なうようになり、
Kさんからいろいろな話を聞く機会が増えていきました。
すると、掃除をはじめ、修理・補修をしなければならない箇所が
たくさんあるにもかかわらず、
業者と話し合う機会がなかなかなくて困っているということです。

そこで、「私でよければ力になりますよ」と話したのがきっかけで、
網戸の張り替えにはじまり、障子の張り替え、庭の草取り、
植木の剪定、シロアリ駆除、外壁のペンキ塗り、リフォーム
などの仕事を依頼されるようになりました。

最初の頃は「これできる?」だったのが、
だんだん「これとこれ、お願いします」と
何でもお願いされるようになりました。

どうも、Kさんは私が掃除屋であることを忘れ、
リフォーム屋さんだと思っているフシがあるようです。

私は、掃除以外の仕事は基本的には行なっていませんでした。
他の分野は知り合いの植木屋さん、内装屋さん、経師屋さん、
リフォーム会社、シロアリ駆除会社に仕事の依頼をしていました。

しかし、おもしろいもので、
他の業者の人たちがやっている仕事を横でずっと見ていると、
コツのようなことを覚えていきます。

簡単なものであれば、だんだん自分でもできるようになりました。


◆ハウスクリーニングはお客様に感謝される仕事

Kさん夫妻とは、換気扇の掃除を依頼されたことがきっかけで、
ずっと長い付き合いをしています。

Kさんには二人の娘さんがいて、
ともに近くのマンションや一軒家に住んでいましたが、
どちらの娘さんも外で働いているため、
なかなか家の掃除ができないと いうことで、
娘さんの自宅の定期清掃も依頼されていました。

Kさん宅の掃除が終わると、
いつも帰り際に奥様からたくさんのお土産をいただきます。

また、私が作業中にたくさんのタオルを使うのを見ていて、
Kさん宅にある古くなったタオルまでいつももらい、
たいへん助かりました。

実は、
ハウスクリーニングをしていることのありがたさは
ほかにもたくさんあります。

仕事が終わると、
帰り際にお客様からいろいろなお菓子や果物、おかず、
旅行の土産品など、食べきれないほどの品々を
もらうことが多いのです。

あ まりたくさんもらったときは
自分の家だけでは食べきれないので、
また別のお客様のところに「いただき物ですが」と
持っていくことになります。

すると今度は そのお客様からまた別のお返しを
いただいてしまうのです。

8年間というもの、何だかお客様からのいただき物で
生活していたのではないかと思えるほど、
さまざまな品々をいただきました。
ありがたいことです。

もっ とも、少々困ったこともありました。

柿が豊作の年、
どこのお宅の庭にも柿がたくさん実りました。

つまり、どこの家庭に仕事に行っても、
手土産と して袋いっぱいの柿をいただくのです。

こうなると、
他のお客様にどんなにお裾分けしても限界があり、
その秋ばかりは、家で柿を食べても食べてもちっとも減 らず、
柿を見るのもいやになったほどです。


◆ハウスクリーニングは広がる可能性の大きな商売

Sさん夫妻は自宅の二階をアパートにしています。
そのアパートの部屋が空くと、ご主人が白ら掃除をしていましたが、
70歳を過ぎてあまり無理がきかなくなり、奥様の希望もあって、
私のところに空き部屋掃除の依頼がきました。

それからは、アパートの部屋が空くたびに連絡があり、
私のほうで掃除をするようになりました。

また、奥様からは「自宅の換気扇も掃除してほしい、
お風呂もトイレもお願いします」という具合に、
次第に自宅の掃除の注文も増えていきました。

この例からもわかるように、
アパートのオーナーは空き部屋の掃除を
自分自身で行なうことが意外に多いのですが、

高齢になるにしたがって、
自分ひとりで掃除をするのが大変になり、
私たちのようなプロの掃除業者に依頼することが増えるようです。

そして、業者に掃除を依頼すると、
やはり自分で掃除するよりは格段にきれいになるので、
自然にリピートオーダーしてくるようになります。

また、ほとんどの人が、
自宅の掃除をも依頼してくるようになり、
定期的な掃除になる確率が高いようです。

このように、
ハウスクリーニングというのはどんどん広がりをみせるものなのです。


◆あらゆるものをきれいする心構えで取り組む

Yさんは77歳の女性で、
40歳のころから自宅の一部屋を改造し、
音楽教室を開いていました。

その教室は非常に人気があり、
現在に至るまで現役で教室を運営している
パワフルなスーパーおばあちゃんです。

そのYさんとの付き合いが始まったのは
「庭の 草取りをやっていただけますか?」と
電話で依頼されたのがきっかけでした。

ご主人が定年退職後は、
Yさんの代わりにご主人が炊事洗濯から家の掃除まで
すべてをまかなっていたそうですが、残念なことに、
二年ほど前にご主人はガンで他界されました。

そのためYさんは、
音楽教室の運営と家事に孤軍奮闘しなければならない
状況となったのです。

しかし、
実際には両立することはなかなか難しいことでした。

家事をやりたくても音楽教室が忙しく、
なかなか思うようになりません。

とくに困っていたのが庭の掃除です。

草が伸び放題になり、
掃除をしようと思っても時間的な余裕もなく、
高齢の身体には負担がかかります。

庭 の草取りと掃除は、
一見関係なさそうに思えますが、
「庭をきれいにする」という意味では草取りも
掃除の範囲に含まれるのではないでしょうか。

そう考えれ ば、
Yさんが掃除業の私に草取りを依頼した事情が
納得できます。

最初は庭の草取りの仕事から始まりましたが、
その後は家の中の掃除も定期的に依頼されるよ うに
なりました。

このように、
庭の草取りに限らず、お客様から仕事を依頼されて、
「なるほど、こういった仕事も掃除といえば
掃除の仕事になるんだなあ」と、
納得した仕事がいくつかあります。

ある年の冬のこと、
雪がずいぶん深く積もった朝に電話がありました。

「あの~、掃除屋さんですよね?
玄関前に積もった雪かきというのもやっていただけますか?」

なるほど、
積もった雪を取り除くのも、
玄関前をきれいにするという解釈はできます。
私は快く雪かきの依頼を引き受けました。

「あの~、部屋の片付けをしていただけませんか?」
「倉庫の中の整理をしていただけますか?」
「お部屋を模様替えしたいのですが、お手伝いしていただけませんか?」

――片付け、整理、模様替え……。
確かに部屋をきれいにする掃除と考えれば、
ハウスクリーニングの範囲に入ります。


◆掃除の依頼は老若男女を問わない

たいていの場合、
掃除の依頼をしてくるのは既婚者の方ですが、

ときどき10代、20代の独身の人からも
掃除を依頼されることがあります。

ある日、
独り暮らしをしている20代の女性から
アパートの部屋を掃除してほしい、
という依頼がありました。

下見に行くと、
掃除をするというよりは、
部屋の片付けをするといった仕事内容です。

その女性の話によると、
翌日郷里から両親がやってくるそうで、

彼女一人では部屋の片付けが手に負えず、
私のところに依頼したということでした。

また、
大学一年生の男の子から掃除を
依頼されたこともあります。

下見に行き、
彼が暮らすアパートのドアを開けると、
ゴミ袋やビン、雑誌、脱ぎっぱなしの服などが
散乱しています。

掃除をするというよりも、
どちらかというと片付けの仕事です。

その男の子の話によると、翌日に来客があるそうで
(もしかしたらガールフレンドかもしれませんが)、
その前に部屋をきれいにしたいということでした。

こうした例からも、
ハウスクリーニングの範囲がいかに広いか、
理解していただけると思います。


◆ハウスクリーニングはお客様に感謝され、喜ばれる仕事

Tさん夫妻との付き合いは、
大晦日の朝に「換気扇の掃除をしてほしい」と
電話があったのがきっかけでした。

私の会杜は、12月30日が仕事納めで、
Tさんから電話があったのはすでに休暇に入った日でした。

しかしながら、Tさんの依頼を聞いているうちに、
休み返上で仕事をせざるを得なくなりました。

正月にTさんの息子夫婦が久しぶりに孫を連れて、
遠方からやってくるというのです。

そこで、Tさんの奥さんは張り切って料理をつくろうと
換気扇を回そうとしましたが、スイッチをONにしても
換気扇はまったく動かなかったそうです。

そこで、その家を建てた工務店に連絡をしましたが、
換気扇の型番が古すぎてすでに部品はなし。

換気扇を丸ごと取り替えるにしても、
製品の取り寄せが正月明けになってしまうというのです。

困り果てたTさん夫妻は、
いまの換気扇をクリーニングすれば
なんとか動くのではないだろうかと考えました。

そして、
かすかな希望を抱いて私のところに電話してきたのでした。

Tさんの家に行き、換気扇を見てすぐにわかったことは、
換気扇自体が油で真っ黒に汚れていることでした。

話を聞いてみると、
この10年間、一度も換気扇の掃除をしていないと言います。

どうやら、
換気扇の羽に油がびっしりついて、
その重みでモーターが回らないこと、

モーター軸に油がゴム状についていることも
モーターが動かない原因のようです。

であれば、
換気扇の羽根とモーター軸の油汚れをとってしまえば、
換気扇は動くはずです。

私の推測をTさんに伝え、
さっそく換気扇の掃除にとりかかりました。

羽についた油はびっしりゴム状、
換気扇内部の油受けパーンも油がいまにもあふれるぐらい
溜まっていて、油をすべて回収したら中バケツいっぱいは
あったかと思います。

この換気扇クリーニングは、
過去にやってきた仕事の中で一番の強敵でした。

想像していたよりも汚れがひどく、
通常、換気扇クリーニングは二時間、
どんなにかかっても三時間もあればきれいになるのですが、
この換気扇に関してはゆうに五時間はかかりました。

私 は、確実に換気扇から油を取り除き、
すべてをきれいにしました。

そして、すべての部品を取り付け、
換気扇のスイッチをONにしてみました。

すると勢いよく モーターが回り始めたではありませんか。

私自身、その音を聞いた瞬間、感激しましたが、
Tさんも、この数年こんなに換気扇が回っている音を
聞いていなかっ たと、
換気扇の音を感心して聞いていました。

もちろん、
一番喜んだのは奥さんでした。

「これで明日、息子やお嫁さん、
孫たちにいっばい手料理を食べさせてあげられる」と、
本当に喜んでくれ、感謝されたのです。

ハ ウスクリーニングをやっていて、
うれしそうなお客様の顔を見ることが
何よりの喜びにつながります。

仕事を行ない、
その内容にお客様から感動され、感謝さ れ、喜ばれる――。

仕事冥利につきるとは、
このような体験が味わえることです。

私自身にとっても満足感いっぱいの仕事納めとなりました。

その後もTさん夫妻との付き合いは続き、
定期的に清掃を行なっていました。

また、Tさんは、つい先日まで会社の経営に携わっており、
私が仕事でTさん宅に行くたびに、経営のやり方などを
アドバイスしてもらっていました。


◆家の掃除から家の売買までお手伝い

N さんは一軒家で独り暮らしをしている68歳の女性です。
数年前に夫を亡くし、その後は独り暮らしは物騒だという理由で、
家の中を締め切ったままにしていた そうです。

Nさんもこのままの状態ではいけない、
と思ってはいたものの、

自分一人だけでは部屋をきれいにできそうもないので、
私のところに掃除の依頼をし てきました。

N さんの家に行ってみると、
非常に家財道具や補手の荷物が多く、
掃除をするというよりも、
まずは不要なものの処分から始めないと
片付けようがないことに気づ きました。私

が荷物の整理を始めると、
Nさんは「主人との思い出がいっぱい詰まった物ばかりで、
自分ではなかなか処分したり、
捨てたりすることができな かったんですよ。
本当にありがとう」と感謝されました。

N さんとは、その後もさまざまな仕事を依頼され、
ずっと付き合いが続いていましたが、

郷里の兄弟が独り暮らしのNさんの身を案じて同居を進め、
Nさんも同 意。
いま住んでいる家を処分して郷里で暮らすことになりました。
そのときの引越しの手配や後片付けなどの一切を手伝いました。

Nさんは、
私が宅建の資格を持っていることを知っていましたので、
「いま住んでいる家を売りたいのだけれど、
どうしたらいいか相談にのってください」
という依頼をされました。

私は方々に手を尽くし、
ようやく条件の良い不動産屋さんを見つけることができました。

そして、当社が仲介して、
Nさんの家を不動産屋さんに売ることができました。

Nさんは
「家を売ったこのお金で、郷里に帰っても安心して暮らせます」
と非常に感謝され、
私としてもNさんのお役に立てたことをとてもうれしく思いました。

Nさんが生まれ故郷に帰ったのは寂しいことですが、
今でも手紙での交流が続いており、
Nさんが故郷で毎日とても楽しく暮らしている様子を知ることができます。


◆仕夢から家族ぐるみの付き合いに発展

Fさんとは、その妹さんからの紹介で出会いました。

妹さんは私の会社の以前からのお客様で、
たまたまFさんが妹さんのところに遊びにきていて、
そこでFさんと知りあったのです。

Fさんは83歳という年齢にはまったく見えない
凛とした印象の女性でした。

Fさんは、妹さんから私のことを聞いているようで、
少し申しわけなさそうに、

「私の家はここからかなり遠いのですが、
もしよかったら、お仕事をお願いできないでしょうか?」
といいます。

Fさんが住んでいるところは、車で1時間ほどでした。

私が快く引き受けると、
Fさんは大変嬉しそうな表情をしました。

私は妹さんのところでは、
掃除以外の仕事も引き受けていましたが、

Fさんが依頼してきたのは、
掃除の仕事ではなく、建具の修理と網戸の張り替えでした。

どうやら妹さんが、
私のことを「掃除屋さん」とは紹介していなかったようです。

私自身、
Fさんに仕事の内容を確認していなかったことも
悪かったのですが、

掃除の依頼だと思い込んで、
Fさんの家を訪問したときは掃除道具しかもっていきませんでした。

で すから、
実際に行なう作業が「建具の修理や網戸の張り替え」と
聞いたときには面食らってしまいました。

それでも、建具の修理はドライバー1つで直りました し、

網戸の張り替えも建具屋さんにいつもお願いして
横で見ていましたので、

Fさんの近くの金物屋さんで材料を揃え、
見よう見まねで覚えた技術で仕事をこな すことができました。

私はこれからハウスクリーニングを始めようと考えている人に
アドバイスしておきたいことがあります。

それは、
掃除の仕事以外のことをお客様から依頼されたときに
どう対処するかです。

「私は掃除屋だから他のことはできません」と
断わるのではなく、
少しでもやってみる努力をしてほしいと思います。

自分でできなければ、
業者の人に依頼することもできます。

そして、
できればどんな小さな仕事も嫌がらずにやってほしいのです。
このことをぜひ実行してください。

F さんのところで建具の修理、
網戸の張り替えの仕事を終えたあと、

Fさんからは掃除の仕事はもとより、
エアコンの取り付け、壁紙の張り替え、窓の格子の取り 付け、
防犯機器の設置、じゅらく壁の塗り替え、屋根や外壁の全体塗装
など、さまざまな仕事を依頼されるようになりました。

もちろん、
私ではできない電気工事や内装工事、塗装工事はすべて
専門の業者に依頼しています。

実は、こうした他業者に仕事を依頼することは、
掃除の本業にもプラスになっているのです。

私の会社が仕事を依頼した電気屋さんや内装屋さん、塗装屋さんは、
「お返し」という意味なのかそれぞれの業者の人たちが、
掃除の仕事がある場合、当社に依頼してくれるのです。

私はこのような異業種ネットワークというのは
非常に素晴らしいシステムだと思います。
数年もすれば、かなり多様な異業種のネットワークができるはずです。

また、Fさんの家に行くと、
必ずFさんの手料理を昼食から夕食までご馳走していただき、
それがまたおいしくて、Fさんの家に行くこと自体、
私の楽しみの一つになりました。

Fさんは別荘も所有していましたから、
私たち夫婦や妹さんを正月に招待してくれ、
おいしい手料理を振る舞ってくれました。

この別荘ではFさんの娘さんとも会うことができ、
五人で楽しい正月を迎えることができました。


◆母親のような存在のお客様に感謝

Yさんとの出会いは「部屋の本棚の本を整理したいので手伝ってほしい」
と依頼されたのがきっかけです。

その後、換気扇の掃除、窓ガラスの掃除、風呂の掃除など
定期的に掃除を依頼されています。

Y さんは私にとって東京の母親のような存在です。

Yさんはとても気さくな方で、私に仕事を依頼するときは、
必ず手づくりの昼食を用意してくれていて、
おまけ に私の妻の分までつくってくれるのです。

「奥さんの分も作っているから、
奥さんも呼んで三人で一緒に食べよう」
「若いんだからもっと食べなさい」と、
ご飯 やおかずをどんどん出してくれます。

Yさんは62歳ですが、彼女を見ていると、
ついつい九州で暮らしている私の母がダブってしまいました。

通 常より早めに他のお客様の仕事が終わったときなど、
Yさんの家の近くを通るとき、「Yさんいるかなあ」と、
ついつい家をのぞいてしまいます。

すると、
「あ ら山口さん、ちょっと寄っていきなさいよ。
上がりなさい、上がりなさい」と言って、
お茶を出してくれ、とりとめもない世間話をすることも
しばしばです。

先日、私の妻が急用で郷里に帰ったのですが、
このことをたまたま知ったYさんは、
私一人だと外食ばかりで栄養が偏るだろうから、と
手料理を持たせてくれたり、なにかと面倒を見てくれました。

私にとっては、
本当に感謝しても感謝し尽くせない大切な存在です。


◆野良猫のフン処理も掃除屋さんの仕事?

Oさんからの最初の依頼は、
「いまある古い家を壊して、
新たに息子夫婦と一緒に住む二世帯住宅を建てるので、
掃除と部屋を片付けるのを手伝ってほしい」
というものでした。

Oさんは60代後半の男性ですが、
話を聞いてみると、少し前に奥さんに先立たれ、
奥さんの思い出のあるものを片付けるのは、
なかなか自分にはできない、ということです。

その後、
新しい家を建てる期間に住む仮住まいの家が
汚れているということで、
仮住まいの掃除を依頼されました。

そして仮住まいを出るとき簡単な掃除を頼まれ、
新築の家の掃除も依頼されました。

ところで、その後、Oさんからの依頼内容には、
ちょっとした変化がありました。

不定期の仕事ですが、
庭に落ちている野良猫のフンをとってほしい
というものです。

Oさんは猫が大嫌いだそうで、
近くの家で飼っている数匹の野良猫たちが、
どうやらOさんの庭をトイレと決めているらしく、

Oさんとしてもさまざまな対策を講じてはいるのですが、
野良猫はおかまいなしにOさんの庭をトイレ代わりに
使っているのです。

確かに、きれいにするという意味では、
フンを取り除くのも「掃除」の依頼には違いないのでしょう。

その後、
Oさんの家には野良猫のフン処理にだけ行くようになりました。

実は、私自身、
この庭の猫のトイレの始末作業を結構楽しみに
しているところがありました。

その証拠にOさんから電話があると
いつも迅速に駆けつけるようにしていたのです。

というのも、
Oさんから猫とのバトルの話を聞くのが
結構楽しかったからです。

Oさんにしてみれば、大事な庭が猫のトイレ化することは
怒り心頭に発することではあります。
そのことにはもちろん私も同情しますが、

同時に、
なぜOさんは自分で猫のフンの始末をしないんだろう
という謎を究明したいこともありました。

そして、いかに野良猫によって庭が被害を被っているか、
そのために毎回バージョンアップしていく猫防止・対策グッズ
の説明、
そしてそれらのバージョンアップされる猫対策を
ことごとくクリアしていく野良猫の話を、
Oさんの口から聞くのが実に楽しみだったのです。


◆紹介者の電話一本で商談成立

Nさんは私がこの街で開業した当初からのお客様です。
Nさんは66歳の男性でアパートのオーナー。
アウトドア派でスキューバダイビングからエアロビクス、
水泳までこなすエネルギッシュな人物です。

Nさんから空き部屋の掃除を依頼されたのが
長い付き合いのきっかけでした。

空き部屋の掃除以外にも
Nさん宅の風呂の掃除や台所、窓ガラスの掃除を頼まれています。

このNさんが、
知り合いの不動産屋さんに私をぜひ紹介してあげたいといって、
わざわざ相手先に電話をかけていただき、
大手不動産屋さんを紹介してもらうことができました。

通常、不動産営業は、
同業の掃除屋さんがすでに取引していることが多く、
新規参入するのは大変難しいものがあります。

まさかNさんの電話一本で、
新規に取り引きできるとは思いもかけませんでした。
実にありがたいかぎりです。


◆個人宅の掃除がオフィスの掃除につながる

Mさんのお子さんには、
かなり重度のアレルギー症状があり、
ハウスダストにもかなり敏感だそうです。

奥さんも非常に気をつかって
自宅の掃除をしているのですが、
やはり限界があるようで、
一度プロの掃除屋さんに徹底的に掃除をしてもらいたい
ということで、私のところに連絡がありました。

M さんがとくに気にしていたのが
風呂のカビや床の汚れでしたから、
そうした箇所はとくに念入りに掃除しました。

その仕上がりを非常に気に入ってくれたよう で、
その後も付き合いが続くようになりました。

実はMさんのご主人は会社を経営していて、
そのオフィスの定期的な掃除も依頼されるようになったのです。

最初は自宅の掃除に始まり、
やがてご主人が経営する事務所の定期清掃まで依頼される
ケースはよくあります。

そのためにも個人宅の掃除こそ、
ハウスクリーニングの基本と心得て、
きっちりした仕事をしておく必要があるのです。


 

 

―すぐに始められるハウスクリーニング業―
「誰も教えてくれないお掃除商売の始め方・儲け方」第7章
より   

成功事例 — お掃除商売の仲間たち

フランチャイズに加盟せずハウスクリーニングを単独で小資本独立開業し、
いま現在活躍している仲間がたくさんいます。
その中から数人のエピソードを紹介してみましょう。

▼ 親子二人三脚で

Oさんは一八歳の娘さんと一緒に暮らしています。
ある事情から母子家庭となり、
娘さんと一緒に協力し合いながら暮らしている
バイタリティあふれる女性です。

そのOさんが、
ハウスクリーニングを始めようとするきっかけは
「手に職をつければ一生涯仕事ができる」
と思ったからだそうです。

もともと保険の外交員をしていたOさんは
話し方がとてもソフトで、行動力にあふれていました。

Oさんは言われました。
「母子家庭の私達にとって高額投資を要求する
フランチャイズ加盟での開業はとても考えられませんでした。
ですから、単独で独立開業する道を選んだのです。」

最初の頃は
Oさん一人でハウスクリーニングの仕事をしていましたが、

仕事が忙しくなると、
娘さんもOさんを手伝うようになりました。

娘さんはそれまで勤めていた会社を辞め、
現在では母娘二人三脚で協力しあいながら
ハウスクリーニングのお仕事に打ち込んでいます。

母 娘二人で仕事をする形態が顧客から信頼を寄せられ、
その仕事ぶりは評判がよく、
次々に仕事が増えていきました。

顧客からの紹介も多く、
Oさん母娘を応援す る人もたくさんいるようです。

Oさんもそうした期待に応えるべく、
顧客に感謝しながら、毎日充実した人生を送っています。

▼ 夫婦で再出発

U さんは経営していた会社が倒産するという
憂き目に遭いました。

しかし、
「私もビラ配りぐらいできるよ」と
励ましてくれる奥さんに支えられ、

心機一転、
新た にハウスクリーニング開業で見事に再起しました。

Uさんも
ハウスクリーニング開業をフランチャイズに加盟することなく、
単独で独立開業しました。

Uさんは
「もうフランチャイズはこりごりだ」と言われました。

実は、
倒産した前の会社がフランチャイズに加盟して
設立した会社だったのです。

Uさんは
フランチャイズに加盟して営業業務を開始したのですが、
お客様をどんどん獲得しているはずなのに、
しかし仕事をすればするだけ赤字を出していったそうです。

開業前にフランチャイズ本部の言った内容と実態が
あまりにも大きく違っていたのです。

これ以上、
この仕事を続けていては身動きが取れなくなると
判断したUさんは数ヶ月でその店を閉めたそうです。

その数ヶ月で失ったお金は2000万円だったそうです。

もともと精神的なたくましさのあるUさんは、
持ち前のバイタリティを発揮して、
新たなハウスクリーニングのお仕事で
お客様から次々に掃除を依頼されるようになり、
仕事をするたびに信頼感を得て、
お客様から新たな仕事先を紹介してもらっています。

Uさんは
「まだまだこのハウスクリーニングの商売は
これから先伸びますね」と
自信に満ちあふれてお話しされていました。


Uさんに限らず、
ハウスクリーニングを奥さんと一緒に始める方は
たくさんいます。

Mさんもその一人です。

Mさんは長年勤めていた会社が
この不況のあおりを受けて閉鎖となり、
ハローワークに何度も通って求職活動を続けていましたが、
希望する仕事がなかなか見つからなかったこともあって、
思い切って独立開業する決心をされました。

そして選んだ仕事がハウスクリーニングだったのです。

Mさんがハウスクリーニングの仕事選んだ理由は、
「お掃除だったら私も一緒に手伝えるわ。
夫婦二人でがんばりましょうよ」と
奥さんの励ましがあったからだそうです。

M さんは当初、
フランチャイズに加盟して独立開業を考えたそうなのですが、
調べてみると、加盟するには高額投資を必要とし、
今の経済状況を考えてみても、
と ても将来のために蓄えた貯金を大きく切り崩したり、
高額借金してまでフランチャイズに加盟して
独立開業は出来ないと判断し、
夫婦二人で一から始めることに したそうです。

しかし、その判断は正解だったと
Mさんはお話しになりました。

Mさんは奥さんと一緒にハウスクリーニングの仕事を始め、
試行錯誤はあったそうですが、
直ぐに投資した元手は回収出来、
仕事もゆっくりですが順調にやっているそうです。

現在、
Mさんご夫婦で行なうお掃除屋さんは評判を呼び、
仕事の依頼は増え続ける一方だそうです。

しかも、
仕事先の顧客が親戚をはじめ、
友人・知人に声をかけてくれ、
どんどん仕事の輪が広がっているという話です。


下請からの脱皮、元請への挑戦

Nさんはシロアリ駆除専門業者として仕事をしていました。

シロアリ駆除は、
工務店からの下請け仕事が多く、
一般家庭から直接依頼されることはほとんどないそうです。

しかし、
今後は下請仕事だけだと先細りが目に見えているので、
なんとか打破する方法を模索していました。

そこで目をつけたのが
ハウスクリーニングの商売だったのです。

Nさんは、
なぜハウスクリーニングをシロアリ業者が行なおうとしたのか、
その理由を次のように説明してくれました。

シロアリ防除工事を行なうと
五年間保証というものが適用されます。

その五年間保証があるために、
五年間はシロアリ駆除工事のリピート率が
極端に低下するそうです。

したがって、
シロアリ防除工事後の五年間を
顧客とどのように付き合っていくかが問題なのだそうです。

そ こで、
顧客がサービスを実感してもらえるものは何か。

顧客に高齢者が多いのだから、
その人たちに役に立てるサービスはないか。

顧客が自社のファンであり続 けてもらうには
どういうサービスがふさわしいのか。

五年間のブランクを埋めるような
顧客との付き合い方はないか。

そう考えて行き着いたのが、
このハウスク リーニングだったのです。

当初は、
フランチャイズ加盟のハウスクリーニング開業を考えたのですが、
しかし、よくよく考えてみれば、工務店という元請先に、
フランチャイズ本部という元請先が代わるだけで、

結局、
下請仕事からは脱皮できていないということに気が付いたそうです。

そこで、
フランチャイズに加盟することは止め、
ご自身の会社自らが直接お客様を獲得出来る
元請先になる決心をされました。

Nさんは一か月の準備期間を経て、
いよいよハウスクリーニングのお仕事に乗り出しました。

手始めに、
シロアリ駆除施工の実績のあった既存顧客へDMを 200通、
ポスティング300通を配布。
これらの配布先は自社社周辺に絞り込みました。

すぐにその効果が出始め、
シロアリエ事に顧客宅を訪問した社員が、
浴槽清掃を受注しました。

作業完了後、
顧客からは「きれいにしてもらった」と
感謝の言葉をいただいたそうです。

その後、
窓ガラス、洗面所、床のクリーニング、
シロアリエ事+浴室・洗面所のクリーニングなど
掃除の注文がどんどん増えていきました。


実は、Nさんだけでなく、その他の業種の方でも、
水道配管工事業さん、内装工事業さん、経師屋さん、
ガス設備業、引越し業、電気工事業、不動産業、
金属加工業、塗装業など、
たくさんの業者の方が本業の仕事に
ハウスクリーニングを付加することで業績を伸ばしています。

また、
ハウスクリーニングを本業に付加することによって、
本業に良い影響を及ぼすことも忘れてはならない事実です。

本業で獲得した既存顧客の活性化につながり、
本業プラスお掃除商売の相乗効果で
新規の顧客が増える事例がたくさん報告されています。


電 気屋さんのHさんは、
ハウスクリーニングを取り入れることで、
事業拡張してリフォーム業も手がけるようになりました。

というのも、
Hさんの既存の顧客に高 齢者が非常に多く、
このような高齢の顧客と話をするたびに、
日常の掃除が大変な作業だということを
何度も耳にしていました。

そこで、
自らもハウスクリーニ ングの商売に参入しようと考えたのです。

いざ、ハウスクリーニングを始めてみると、
顧客からは掃除や電気工事の仕事だけでなく、
壁紙の貼り替え、ペンキの塗り替え、水回りの修理など
さまざまな相談をされるようになったそうです。

顧客側にしてみれば、仕事を頼む場合、
細かな依頼をそれぞれの個別の業者に依頼するよりも、
信頼のおける一社にすべて任せたほうが安心ですし、
便利のよいものです。

現在、
Hさんは営業部隊を十数名も抱え、
地元でも非常に有名な総合リフォーム業者として
社業を発展させています。


実際に、
内装業や建設業に携わっていた人が
ハウスクリーニングの商売に転業する例は多くあります。

その理由として、
こうした業界にいる人は、
現場でお掃除屋さんの存在の重要性をよく知っていますし、
仕事の需要がたくさんあることを、
その目で見ているからです。

夫婦で内装業を営んでいるNさん夫妻も、
ハウスクリーニングを本業にプラスして成功した良い例です。

この不況下、本業の内装業は下降気味で、
思うように仕事が受注できない状態でした。

そこで、
本業にハウスクリーニングを取り入れることにしたのです。

本業にハウスクリーニングを導入したとたんに、
家一軒15万円の掃除仕事を受注できたそうです。

そして、
その月に売上が40万円もアップしたといいますから、
本業にハウスクリーニングをプラスするメリットは
図り知れないものがあったようです。

そして忘れてはならないのが
ハウスクリーニングを本業に付加され、
仕事がうまく軌道に乗られているこれら業者の皆さん全て、
フランチャイズに加盟せずハウスクリーニングを開業
しているという事実です。


 

 著者紹介 

全国ホームサービス協会 
代表  山口義人(やまぐち・よしと〕

1967年 九州の福岡県博多で生まれました。
地元の高校を卒業後、福岡大学商学部商学科に入学。

在学中に宅地建物取引主任者資格試験(宅健)合格、
簿記3級、古物商免許取得。1991年に卒業しました。

卒業後、地元福岡で様々な仕事を経験し、
1996年、29才で東京に上京。

1997年に、東京都狛江市で、
ハウスクリーニング(お掃除商売)を開業。

開業直後から
ハウスクリーニングの仕事依頼がくるようになりました。

その後、仕事量がだんだんと増え、収入も安定。

徐々にリメイク施工、リフォーム工事、電気工事、不動産、
その他様々な施工などを手がけていきました。

1999年に全国ホームサービス協会を設立。
フランチャイズに加盟せずにハウスクリーニング開業の
ご指導を行っています。


代表(著者)から

私はフランチャイズ等に加盟せず、
ハウスクリーニングを独立開業した一人です。

フランチャイズに加盟せずハウスクリーニングを独立開業しましたので、
小資本でハウスクリーニングを独立開業することが出来ました。

しかしながら、
すべてが初めての体験、わからないことだらけ、
様々な失敗を繰り返し、試行錯誤、回り道もずいぶんとしながら、
ハウスクリーニングのノウハウを1つ1つつかんでいきました。

しかし、ハウスクリーニングを小資本で独立開業する為に、
試行錯誤や回り道などするのは、もう私だけで十分だと思っています。

開業する前に知識やノウハウを知っていれば、
これほど強い武器はないでしょう。

今回、執筆した書籍
「誰も教えてくれないお掃除商売の始め方・儲け方」が
あなたにとって、ハウスクリーニングを独立開業する
「はじめの一歩」のきっかけとなれれば幸いです。

メジャーリーグ、マリナーズのイチロー選手が
アメリカの小学校を訪問し、
子供たちに向かって次のように言ったそうです。

「何かをやろうとするとき、失敗を恐れずに行動してください」

イチロー選手のアドバイスは、
そのままビジネスにもあてはまります。

行動を起こさないかぎり何も変わりませんし、
変えることはできません。

偉大なるあなたの「はじめの一歩」があなたの歴史をつくります。

どうぞ、恐れずに勇気をもって
「はじめの一歩」を踏み出してください。

これからハウスクリーニングビジネスで独立開業する方に、
微力ではありますが、
私の経験を通して得たノウハウを提供することで、
スムーズにハウスクリーニング開業のスタートがきれるよう、

またビジネスが早く軌道に乗れるように願っています。

 


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誰も教えてくれないお掃除商売の始め方・儲け方

お掃除本著書 山口義人の
『お掃除商売』実体験レポート
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